コンクリート製のサイディングを使用すると、結露以外にも、建物の寿命を短くする原因を引き起こします。コンクリート性のサイディングは、雨や露などの水分を含みやすい構造です。物体であれ、雨や露のような液体であれ、すべての物質は肉限では見えない小さな粒子が集まり構成されています。電子顕微鏡で、サイディングと雨の粒子を覗いてみると、明らかにサイディングの粒子が雨の粒子より大きいのが分かります。これはどういったことを意味するのでしょう。雨の粒子よりも、サイディングの粒子のほうが大きければ、雨はサイディングのなかに入り込んでしまうのです。雨が入り込めば、サイディングは確実に劣化します。北陸地方のように1年中湿気の多い地方では、サイディングの寿命は5〜7年と言われています。910mmx3030mmというのが一般的なサイディングの大きさです。これを外壁に使用する場合は何十枚、何百枚と使い、そのジョイントには、ゴム系のコーキング材を使って隙間を埋めていきます。このコーキング材は、ゴムのような性質があるので、温度や湿度によって伸縮します。何度も伸縮を繰り返すうち、数年で劣化、切断またはサイディングからはがれます。たいてい2〜3年で劣化してしまいます。その状態を放置しておけば、そこから雨や湿気などが進入し、骨組みを駄目にしてしまうのです。
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