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転勤族も、早くマイホームを買うべし

2011.10.07

新しい「借地借家法」を政府はつくりまして、転勤でサラリーマンが窮地に追い込まれないような工夫をしました。その法律の説明は長くなるので省略しますが、ポイントだけわかりやすくいえば、「転勤が終わって帰ってきたら、借り主は無条件で出ていかなければならない。そういう約束で、一時的な。期限つきの契約を、貸し主と借り主が結ぶ」こういう内容ですから、他人に貸したマイホームを乗っ取られる心配は皆無で、また居住権を楯に居すわられて法外な金銭を要求されることもない、まさに転勤の間だけ貸しておく、帰って来ると決まったら出ていってもらうことが、法律で決められたわけです。「それなら安心して貸せるね。出ていけ、出ていかぬ、でもめることはないはずだ」と安心していいでしょう。ですから、これから転勤する場合には、新しい法律でカバーされ、マイホームを人に貸してもなんの心配も生じませんし、“転勤”を理由にマイホーム取得をしぶる理由はなくなったと思っていいでしょう。ただし、せっかく苦心して入手したマイホームです。愛着もあるし、他人に貸せば不安もある。そこで奥さんたちのホンネとして、「人に貸すのはイヤよ。でもまさか空家ってわけにもいかないし、じゃパパだけ単身赴任して私たちはここへ残ろうかしら」なんて話になってきます。これも一案ですが、家族環境と夫の人生観がそれを許すかどうかは微妙なところだし、2重生活は生活費の無駄を招くことも当然だし、そうなるとローンの負担はいやが上にもキツクなって、人に貸して家賃をもらうのも悪くない、などと心が乱れてしまいます。私なりの結論を無責任にいってしまえば、「転勤がもし決まったら、そのときは不運とあきらめて、マイホームをどうするか家族会議で決めるしかないね。だから転勤のあるなしにかかわらず、家は家として早く買わなきゃダメよ。転勤のことは一切、考慮に入れるべからず」こうなります。ご主人の年齢にもよりますし、転勤先にもよりますが、最近の傾向としては、マイホームを持ったサラリーマンの転勤後の事情はおしなべてワイフ主導型で、「パパー人で行ってらっしゃい」だそうですよ。「この家は子どもと私で守るわ。パパは安心して働いてちょうだい」これじゃ男たるもの、泣き面に蜂ですが、別居もまた楽し、単身赴任もまた愉しからずや、とヤセ我慢するしか道はないでしょう。

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