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元締めが締まると金融機関は不良債権を抱える

2011.11.12

ファンドが不動産を買えなくなったのである。受け皿であったファンドが不動産を買わなくなると、マンションなどをファンドに「卸」していたマンションデベロッパーなどが不稼働物件を抱え込むことになり、さらに建設業者に建築資金を払えなくなる。マンションデベロッパーに資金を融通していた金融機関は債権回収を急ぐため、物件のたたき売りが始まる。このように、上昇基調だった不動産市場は一気に下落方向に向かい、地価下落という次のステージへと落ちていく。

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金融引き締め→ファンドの取得減少→マンデベの資金繰り悪化→ゼネコンへの支払い不履行→不動産市場混乱→不良債権の増加→資産デフレ。この構図はかつてのゼネコンの「造注」とほぼ同じである。SPCという別会社があるものの、カネの元栓が締まると一連の流れが停止するだけでなく、逆流して最終的には金融機関が不良債権を抱えることになる。