よくアメリカは砂漠の上に家が建ち、日本では田んぼの中に建っているようなものだと言いますが、それほど、雨が多い日本の家屋は湿気で土台や床組が腐り易くなります。5〜10年経った家の床がなんとなくフカフカするのもこの湿気により腐りが始まっている証拠です。まず、地盤に含まれている湿気をいかに建物に入る前に遮断するかが大切です。大半はベタ基礎の下にビニールシートを敷き詰め防湿処理をします。次に建物ですが、防風透湿シートと呼ばれるシートを30センチ位重ね貼りにし、壁の中が呼吸できるように、つぎ手をシールします。そして、通気層を設け空気がいつも流れる道をつくる、などの対策も必要です。通気層の役割は、主に浸入した雨水を通気により壁の中を乾かしてやる場所としての役割と夏場の遮熱層・排熱層としての2つの重要な役割があります。家の中、特に台所・お風呂場などで発生したり、人体から発生する水蒸気に関しては、外に強制的に排出する考え方が一番でしょう。その役割を担うのは、換気システムです。換気システムの導入されている住宅では、必要換気量のなかに水蒸気除去のことも含めて考慮してありますので安心です。換気システムの最大の問題は、新築時に導入しなければ、後から設置するのは大変な工事が必要となることですので、必ず新築時に施工することが肝要です。
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